踏台 WD・WDC・WDS:固定脚とスライド式高さ調整脚、どちらを選ぶべきか?

要約

WD、WDC、WDSは、ハセガワの折りたたみ式アルミ踏台の3シリーズです。同じグループに属しますが、主に2点で異なります。1点目は耐荷重で、WDは100kg、WDCとWDSは150kgです。2点目は脚の種類で、WDとWDCは固定脚、WDSは最大24cmまで高さを調整できるスライド脚です。本記事では、カタログの仕様表に基づいて7機種を並べて比較し、最初の発注から正しい型番を選べるように解説します。

WD、WDC、WDS。名前は数文字しか違わず、見た目もほとんど同じに見える3製品です。いずれもアルミ製の踏台で、折りたたみ式で、同じグループに入っています。
似ているからこそ、発注時に間違えやすくなります。ある型番は100kg、別の型番は150kgです。ある型番は固定脚、別の型番は調整脚です。型番の1文字が、その製品に適した作業を左右します。

本記事は一般的な紹介にとどまりません。ハセガワ・ベトナムのカタログの仕様表をそのまま使い、3シリーズ7機種を並べて、特に間違えやすい組み合わせを示します。

読み終えるころには、固定脚を選ぶ場面、スライド式の高さ調整脚が必要な場面、そして発注前に準備すべき情報が分かります。

3シリーズの共通点は?

カタログによると、WD、WDC、WDSはいずれも「Hasegawa Dongguan」グループの踏台で、アルミ製の折りたたみ式です。3シリーズに共通する特長は次のとおりです。

  • ワンタッチのレバーで開閉できる。
  • 上部の天板は幅約40〜47cm、奥行き約30cm。
  • 壁際での作業がしやすい。カタログのイラストでは開き角度60°と84°が示されている。
  • 使わないときはコンパクトに折りたためる。折りたたみ時の奥行きは15cm(WD、WDC)または17cm(WDS)。

そのため、開閉方法や全体の形状を比べる必要はありません。違いは、以下の仕様にあります。

主な違い:耐荷重、表面、脚

比較項目 WD WDC WDS
耐荷重 100kg 150kg 150kg
脚の種類 固定 固定 スライド式、最大24cm調整
上部天板 47×30cm 40×30cm 40×30.5cm
カタログ上の表面の説明 傷がつきにくいゴム素材を備えた踏み面 滑りにくい表面 滑りにくい表面
機種数 2機種 3機種 2機種
高さH 0.50〜0.75m 0.50〜1.00m 0.75〜1.28m

WDとWDCについては、カタログにスライド脚の機能が記載されていないため、本記事では固定脚のグループとして扱います。

7機種の仕様一覧

下の数値は、ハセガワ・ベトナムのカタログの仕様表によるものです。寸法の単位はcm、高さHはm、重量はkgです。

型番 耐荷重 H(m) 使用時 W×D(cm) 折りたたみ時 H1×W1×D1(cm) 重量(kg)
WD-50b 100kg 0.50 59×63 77×59×15 4.2
WD-75b 100kg 0.75 64×80 102×64×15 5.2
WDC-50a 150kg 0.50 55×63 77×55×15 5.0
WDC-75a 150kg 0.75 61×80 102×61×15 6.1
WDC-100a 150kg 1.00 67×97 127×67×15 7.6
WDS-75 150kg 0.75〜0.99 63〜67 × 80〜96 102×63×17.0 8.0
WDS-100 150kg 1.04〜1.28 68〜72 × 100〜115 131×68×17.0 10.0

WDSは、調整した高さに応じて使用時の寸法が変わるため、カタログでは範囲で記載されています。

WD:平らな床での軽作業向け100kgシリーズ

WDには、WD-50b(高さ0.50m)とWD-75b(高さ0.75m)の2機種があります。3シリーズの中で耐荷重が最も低い100kgですが、上部天板は最も広い47×30cmです。

カタログには、WDの踏み面に傷がつきにくいゴム素材が備わっていると記載されています。WDはグループの中で最も軽く、WD-50bは4.2kg、WD-75bは5.2kgです。

WDは、作業者があまり工具を持たず、床が平らな軽作業に向いています。これはカタログの耐荷重に基づく見方であり、すべてのケースへの推奨ではありません。

WDC:固定脚で耐荷重150kg

WDCには、WDC-50a、WDC-75a、WDC-100aの3機種があり、高さは0.50mから1.00mです。3機種とも耐荷重は150kgです。

WDと比べると、WDCには高さ1.00mの機種が加わり、カタログでは滑りにくい表面と説明されています。上部天板はやや小さく、WDの47×30cmに対して40×30cmです。

WDCは、工具を持って作業するなど耐荷重に余裕が必要で、床は平らなままという場合に向いています。WDC-100aは、固定脚の2シリーズの中で最も高い機種です。

WDS:スライド脚で不均一な床に対応

WDSには、WDS-75とWDS-100の2機種があります。違いはスライド式の調整脚です。カタログによると、スライド脚は最大24cmまで高さを調整でき、足部は角度に合わせて自分で調整されます。

24cmという数値は仕様表と一致します。WDS-75のHは0.75〜0.99mで、差は0.24mです。WDS-100のHは1.04〜1.28mで、こちらも差は0.24mです。

カタログには、脚の接地部がよくグリップし、さまざまな面で安定すると記載されています。イラストでは、高さの異なる台の上に脚が置かれています。

WDSは、踏み桟の幅が8.5cm、踏み桟の間隔が28.6cmで、耐荷重は150kgです。

カタログには最大使用高さH2も記載されています。WDS-75は2.70〜2.94m、WDS-100は2.99〜3.23mです。身長1.6m、腕の長さ0.35mの人を想定した数値で、立つ面の高さではなく手が届く高さです。

その代わり、WDSはグループで最も重く、WDS-75は8.0kg、WDS-100は10.0kgです。

発注時に間違えやすい組み合わせ

名前や写真だけを見ると取り違えやすい、仕様の近い組み合わせを示します。

組み合わせ 共通点 異なる点
WD-50bとWDC-50a 高さ0.50mが同じ 100kgと150kg。使用時の寸法59×63cmと55×63cm。重量4.2kgと5.0kg
WD-75bとWDC-75a 高さ0.75m、奥行き80cmが同じ 100kgと150kg。上部天板47×30cmと40×30cm。重量5.2kgと6.1kg
WDC-75aとWDS-75 耐荷重150kgが同じ 固定脚とスライド脚。高さ0.75mと0.75〜0.99m。重量6.1kgと8.0kg
WDC-100aとWDS-100 耐荷重150kgが同じ 高さ1.00mと1.04〜1.28m。重量7.6kgと10.0kg

発注の際は、末尾の文字を含む型番をすべて記載してください。「高さ0.75mの踏台」とだけ書くと、WD-75b、WDC-75a、WDS-75のいずれにも当てはまってしまいます。

使用場面で選ぶ

場面 カタログに基づく目安
床が平ら、軽作業、100kgまで WD
床が平ら、150kgの耐荷重が必要 WDC
1.00mの固定の高さが必要 WDC-100a
床が不均一、または高低差がある WDS
24cmの範囲で高さを微調整したい WDS
できるだけ軽くコンパクトにしたい WD

これは公表されている仕様に基づく目安です。現場の条件はそれぞれ異なるため、決定の前に実際の状況を確認する必要があります。

発注前に確認したい5つの質問

  1. 必要な耐荷重はどれくらいか? 作業者と持ち運ぶ工具を合計し、100kgまたは150kgと比べます。
  2. 作業する床は平らか? 高低差がある場合は、WDSを検討します。
  3. 必要な作業高さは? 適したHの機種を選びます。WDSは単一の値ではなく高さの範囲がある点に注意してください。
  4. 折りたたんで保管する場所は足りるか? 表の折りたたみ時の寸法H1×W1×D1と比べます。
  5. 壁際で作業するか? 3シリーズとも、壁際での作業を想定した設計です。

まとめ

WD、WDC、WDSは同じ折りたたみ式アルミ踏台のグループですが、互いに代替できるものではありません。WDは100kg、WDCは150kg、WDSは150kgで最大24cm調整できるスライド脚を備えています。

床が平らで荷重が軽ければ、WDが軽くてコンパクトな選択です。荷重に余裕が必要なら、次の選択はWDCです。床が不均一、または高さを微調整したい場合は、WDSが適したシリーズです。

発注で最も重要なのは、正しい型番を省略せずに記載することです。迷う場合は、荷重、床の状態、必要な高さをお知らせください。照合いたします。

よくある質問

WDとWDCの違いは何ですか?

WDは耐荷重100kgで上部天板は47×30cmです。WDCは耐荷重150kg、上部天板40×30cmで、高さ1.00mの機種があります。どちらも固定脚です。

WDCとWDSの違いは何ですか?

どちらも耐荷重は150kgです。WDCは固定脚、WDSは最大24cm調整できるスライド脚で、より重くなります。

WDSのスライド脚はどれくらい調整できますか?

カタログによると、高さの調整は最大24cmです。WDS-75のHは0.75〜0.99m、WDS-100のHは1.04〜1.28mです。

150kgの耐荷重が必要な場合、どのシリーズを選べばよいですか?

WDCまたはWDSです。WDCは固定脚、WDSはスライド式の調整脚です。

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本記事は、ハセガワ・ベトナムの公式カタログの仕様表に基づいて作成しています。内容は一般的な参考情報です。発注時には仕様をご確認のうえ、実際の使用条件をご検討ください。

WD・WDC・WDSのどれを選ぶか迷っていませんか?
荷重、床の状態、必要な高さをお知らせください。ハセガワ・ベトナムのチームが仕様表と照合し、適した型番をご提案します。
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